週末はFT4で練習。
何度も何度もシナリオを立ててはトライしてみる。
練習するときはできるだけ同じ手法を繰り返す。
実際のトレードやデモトレードでもそういうことができるのだけれど、FT4は速度を上げて練習できるので役立つ。
FT4で練習して学べたのは、ポイントは合ってるのだけど、その狙っているポイントがくるまで数時間、場合によっては数日かかることもあるということ。
そしてそのポイントが来たタイミングに自分がトレードをしているというのは、限りなく可能性が低いということ。
日中は仕事をしていて、家に帰ってからも家事やら食事・お風呂・睡眠といった暮らしのルーティンもあるのだから、せいぜいトレードはよくできる日で1日3時間程度。
通勤の時や昼休みにスマホでチャートを見るにしても、たまたまチャートを開いたタイミングで絶好ポイントがやってくることはそうそうない。
以前の自分はそんなこともわかっていなくて、チャートを見れる時間の中でのタイミングを計り、トレードをしていた。勝つときもあれば、負けるときもある典型的なポジポジ病だった。
ポジポジ病とは、チャートを見るとポジションを持ちたくなることである。
FT4で冷静に練習をするとたまたまチャートを開いたその時に、ポジションを持つのはギャンブルであると気づかされる。
「時間が取れない人はスキャルピングがいい」
そんなことも聞くが、それは正しくもあるが言葉足らずでもある。
時間が取れない人はスキャルピングがいいが、それは、今がスキャルピングで勝つ可能性が高い相場かどうか判断できるようになり、勝てる可能性が高い時と判断できた時はスキャルピングをするのが良い。ということ。
自分は今がスキャルピングで勝つ可能性が高いという判断ができない頃も、ぼんやりと判断ができるようになってきていて、今はあんまりタイミングではないなーとわかっていながらも、手を出すようになっていた。
ダメだと思った。
ダメになると思った。
だから、やり直すと決めた。
そう決めて、FT4を買った。
それなのにその後1年ぐらい、練習は実チャートでやっていた。
なぜかというとどんな風にFT4を使って練習をすればいいかわからなかったから。
自分が練習しているチャートが何曜日で、どんな指標がいつ発表されるのかファンダメンタルが全く確認できない状態でチャートを見てどう動いていいかわからず固まってしまったのだ。
自然と「今日は月曜日だから朝の窓閉めを狙おう。」「今日は指標指標発表があるから発表前に手じまいしておこう」といったことをやっていたので、それらがなければ初心者同様になってしまっていた。
月日は流れ、ようやっとFT4で練習をするようになった。
どう成果が出たかは、また改めて書きたいと思う。
ただ言えることは、何事も基礎と反復練習が大事だということ。